So-net無料ブログ作成

セカンドオピニオンについて考える その13 [セカンドオピニオンにについて考える]

複数の意見を聞ける「セカンドオピニオン」制度は、お客様の立場から見て好ましい
制度であり、今後この流れは当然広まっていくと思われます。

 しかし何度も言うように、現行の税理士の水平的構造の下では、税理士同士が食い
合う、極論すれば今の税理士よりも自分の方が優れているので、顧問契約を乗り換え
て下さい、的な相手を貶めて自分がのし上がろうという、極めて醜い世界が展開され
ることが予想されます。

 早く垂直的、階層的構造を作らないと、お客様からの「セカンドオピニオン」に対する
要望をスム-ズに受けきれないと思います。

 くどいようですが、税理士同士が良い意味で競い合うのは勿論良いことです。
つまりお互いが切磋琢磨の上で、お互いのスキルを上げていくため、自己研鑽を積む
とか研修制度を充実させ、事例研究を数多く行うなどは当然必要でしょう。

 しかし税理士同士が食い合う構造は、税理士業界にとって決して好ましいことでは
ありません。少数の勝者と圧倒的な敗者が生まれ、結局税理士業界自体も疲弊し、
細っていまうからです。

 それよりも良い意味での棲み分け、つまり税理士が自分の持ち場、専門分野を明確
にし、町医者、一般病院、総合病院など自分の診察分野、治療技術を明確にすること
によって、税理士同士が相協力して、分担しながらお客様からの広い相談に応じてい
くという態勢が、お客様にとっても、税理士業界にとっても最も好ましい制度ではない
でしょうか。

 今はまだ始まったばかりです。当分混沌とした状況が続くと思いますが、食い合いの
中からでは何も生まれません。税理士は基本的に個人事業主であり、なかなか連携を
したがらない、独立独歩の方が多いですが、規制緩和の流れがあるように税理士業界
が今まで通りの水平的構造を続けていくことは、時代の流れに逆行することになると
思います。

 そろそろ本格的に業界の水平的構造を抜本的に改める時期にきていると思います。


小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その12 [セカンドオピニオンにについて考える]

税理士法人制度が創設され、税理士事務所の拡大化、多店舗展開が可能となってきま
した。
と同時に都内では、専門特化型税理士事務所が数多く誕生しています。

 こうした流れは今までの税理士業界の水平的関係が徐々に変わりつつあることを示す
ものであり、規制緩和と共に時代の流れと言えるでしょう。

 私もこうした潮流は時代の要請に適合したものであり、基本的には好ましい流れである
と思っています。その上で、自分の事務所の立ち位置をどうするか、どういうお客様に、
どういうサ-ビスを提供していくか、をよく考え時代に適合した対応をしていきたいと思っ
ています。

 今や税理士のなすべき業務は、会計、税務にとどまらず、会計参与、成年後見、会計
監査人制度、税務訴訟の出廷陳述権など周辺業務も拡大しています。
 これ以外にも、お客様は人、モノ、カネに関する様々な相談を持ちかけてこられます。
また税務はますます複雑化を増し、間口の広さとそれぞれの分野に関する深度のある
知識、経験を両立するのは至難の業です。

 医師が大学、総合病院で最先端の医療に携わるか、それとも開業医として地域医療
の最前線を目指すのか選択をするように、税理士もこれからは、より専門性を強くするか
、間口を広げ町医者を目指すのか、それとも多くの税理士が結集し、どんな相談でも対
応する総合病院を目指すのかを選択し、お客様のニ-ズにきちんと応えられる態勢作り
をしていかなければならない、と強く思うのです。

 セカンドオピニオンの問題は、複雑、難解な事案について複数の税理士の意見、見解を
聞く制度であるという点では良いことだとは思いますが、そもそも税理士業界にきちんと
した相談体制が確立されていないために、納税者、相談者が個別に複数の税理士に意見を
求めるという現行のやり方は感心できる流れではないと思います。

 税務の世界でのセカンドオピニオンは、本来医業でいうところのセカンドオピニオンとは
かけ離れているように思います。
 今お世話になっている税理士の対応が悪いとか、相談した事案に対する回答が素っ気ないとか、あまり的を得た回答ではないのではないか、など現在関与している税理士の不満があるので、乗り換えませんか?うちの事務所の方が優れていますよ、相談体制も充実していますよ、などお客様の不満を煽るようなやり方をして、自分の田に水を引き入れようとする意図が
ミエミエの中での、聞こえの良い「セカンドオピニオン」というのは全く感心しません。


小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その11 [セカンドオピニオンにについて考える]

 これらの複雑化する難解事案に対して、税理士は相変わらず小規模事務所を中心
とした家内工業制で立ち向かおうとしているのですから、とても適切な対応ができると
は思えません。

 問題は税理士業界が水平的構造になっていることにあると思います。

医療の場合、患者の最前線にいてまず患者を診察する立場にある開業医。そして開業医
がその疑われる病気からして、また自分の診療所の施設からして十分な検査が行えない
など、自分の所では十分に対応できないと判断した場合には、系列の或いは提携している
総合病院に紹介状を書き、そちらで再診察、再検査を受けるよう指示します。

 このように医療体制は、患者の病状、病気の種類に応じて、対応する医療機関も町医者、
地元の総合病院、大学病院というように階層に分かれていて、より高度な検査及び治療を
うけることが出来るようになっています。

 一方税理士会はどうでしょうか。みな税の専門家であるという看板を出し、個人事業主で
ある税理士がその能力を競っています。

 これでは相談者から見て、どの税理士が優れているか、自分の相談内容に一番応えて
くれる税理士はいったい誰なのか迷ってしまうのも無理はありません。

 ですから私は、税理士自身もっと水平的構造を改め、専門性を打ち出す税理士、最前線
で町医者を標榜する税理士、税務、会計の最先端事案を研究し、より高度かつ複雑な事
案を扱う事務所など、自分の受け持ち分野、得意分野をもっと明確にアピ-ルする事務所
が増えてきて欲しいと思っています。


小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その10 [セカンドオピニオンにについて考える]

このように、税理士がどんな職業で、どういうサ-ビスを提供してくれるか、一般の人
から見て分かりにくいのが、最大の難点です。

 税理士は何をしてくれるのかが良く分からない、また税理士の中でどの税理士が能力
が高いのか、それを客観的に判断する尺度もないとすれば、いきおいお客様を惹きつけ
るインパクトの強い広告に流されていまうのも、ある意味致し方ないのではないかとも
思うのです。

 私はもう20年以上前の、自分が勤務税理士であった頃から、お客様から見て税理士
はどれも同じに見えていまう。自分の専門分野も謳っていないし、どの税理士がどの
程度の力量を持っているかを、一般の方が判断する術はないのではないか、これでは
あまりにも不親切ではないか、と常々思っていました。

 税理士は当時は法人制度もなく、みな個人事業主でした。
2箇所以上の税理士事務所を持つことは、税理士法で禁止されていますし、護送船団
行政のように、一つの事務所が大きくなることを封じて、開業税理士がみなこじんまり、
仲良くやりましょうというシステムになっているように思います。

 一方で税理士が関与している法人は、どんどん大きくなり上場する企業も現れてくる
わけですから、関与先企業の拡大と税理士業界の家内工業制とは、いずれミスマッチ
ングを起こすのでは、というのが今でも変わらぬ私の持論です。

 私は企業の成長につれ、関与する税理士も変わっていって良いのでは、というよりも
むしろ変わるべきではと思うのです。

会社が小さいうちは、記帳指導から初めて税金のイロハを教え、人事労務の相談にも
乗り、家族ぐるみでお付き合いしていくことも可能でしょう。
 徐々に会社が成長し、規模が拡大していく状況では、資金繰り、経営計画の策定にも
税理士が関わる必要があると思いますし、組織の構築にも力を貸す局面が出てくるは
ずです。
 さらに会社の規模が拡大し、上場を目指すとなりますと、公開企業として株式の構成
をどうするか、支配力を維持しながら、かなりの割合の株式を外部に公開し、外部からの
資金調達を容易にする代わりに、どんな人が株式を買い占めて会社の乗っ取りを画策
するかもしれないその危険性をどう排除するか、また事業承継の問題をどうクリアするか
などより高度な難易度の高い相談にも応じていかなければなりません。

 それらの相談を、最初から関与している一人の税理士が全てこなすことが出来るのか
そこまで間口が広く、かつ深度のある相談に対応していけるかと言えば甚だ疑問です。


小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その9 [セカンドオピニオンにについて考える]

税理士業務は、サ-ビス業でもありますが、問題解決型サ-ビス業に属すると
思います。つまりソリュ-ションカンパニ-だと思うのです。

 ソリュ-ションというと、何を提供する業務だか一般の方には大変にわかりづらい。
CMで例を挙げれば、富士ゼロックスのCMが有名です。

 複数のボ-ル(球)を自在に扱うマジシャンが路の傍らでパフォ-マンスをしても、
誰も見向きもしない。またマジシャンがアパ-トの2階で練習をしていると、下に住む
住人から、音がうるさいと言ってクレ-ムをつけられる。
 自分はどこで練習したらいいんだ、また自分が最高のパフォ-マンスをしても誰も
注目してくれない、と腐っているマジシャン。

 そこへ少年が現れ手招きをする。マジシャンがつられて行ってみると、そこには
ピアノの鍵盤が置かれていた。ボ-ルを鍵盤に落とすと音が出る。
 マジシャンが何度かボ-ルを落としているうちに、少年の言いたいことが飲み込めた。
そしてマジシャンは要領をつかむと、いつものようにボ-ルを操り、鍵盤から見事な音楽
を奏でると、付近にいた人たち、そしてアパ-トの窓越しからも人が顔を出し、そのマジ
シャンに対して、拍手喝采を送る、というコマ-シャルです。 

問題解決を表現した見事なCMだと思います。と同時に問題解決ってどんなことをする
のかを表現するのは、大変だと改めて思いました。

 税理士もその業務を説明するには、税金の徴収方法として、申告納税方式と賦課決定
方式の二つがあること、そして税理士は主に納税者自らが税金の計算をする、申告納税
方式のお手伝いをするということを、分かり易く説明しなければなりません。

 そこまでは細かく言えませんので、とりあえず税金のことは税理士へ、というキャツチ
フレ-ズをしています。日本税理士会連合会では、今年9月からキャラクタ-レディとして
女優の真矢みきさんを起用し、「知って納得、税理士のこと」をキャッチフレ-ズとして
います。

 私もたまに小学校向けに租税教室に行って、そこで講師を務めたりするのですが、
小学校の生徒さんに、税理士の仕事が理解できないのは当然としても、学校の先生方
にも、税理士と税務署職員の区別がつかない方が多いのにはビックリしました。 

小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その8 [セカンドオピニオンにについて考える]

尤も、税理士というか税理士会そのものにも反省すべき点は多々あります。
というのは、そもそも税理士は税という名がつく以上、税のことはすべて知っているか、
というとそうでもありません。

 例えば不動産取得税や固定資産税は賦課決定といい、県や市町村が税額を決定
してしまいますから、基本的に税理士の出番はありません。
 税理士は、税理士法第1条に規定しているように、民の立場から申告納税制度を
支えるポジションにあるのでして、官公庁が税額を決定する賦課決定の世界では、
税理士が必要とされる局面はあまりありません。

 つまり、税理士、そしてその集合体である税理士会が、どういう仕事をどこまで
やってくれるのか、一般の方々に十分知られていないことが問題なのです。

 私はよく税理士を医師になぞらえますが、その方が分かり易いと思うからです。
税理士は医師であれば開業医に属すると思うのですが、開業医であれば内科、外科、
耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科など自分の専門分野を看板、広告などに掲げていますね。
そして患者さんは、自分の病状からしてこれと思う医院に行き、病気を診てもらうわけ
です。

 しかし税理士は、自分が専門とする仕事の範囲を明確にしていませんから、相談者
から見れば、税と名がつくのだから税のことは何でも知っているだろう、と考え国民
健康保険税の相談に行くこともあるでしょう。
 また申告納税の分野ですから、本来の受け持ち業務である相続税の相談に行った
ら、その先生は相続税が得意ではないから出来ないと言われたケ-スとか。

 このように税理士自身が自分の受け持ち分野、専門分野を明確にしていないことが、
お客様から見て非常に不親切に映るのです。
 サ-ビス業であるにもかかわらず、業務の範囲が分かりにくいのが税理士業界の
最大の難点です。



小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その7 [セカンドオピニオンにについて考える]

さてそろそろ本論、本題に入りたいと思います。
今までは行き過ぎたコマ-シャリズムが、消費者にインパ゜クトを与えることを主目的
とした宣伝を多数生んできた現状をお話ししてきました。
 そしてそうした傾向は税理士業界にも押し寄せつつあります。

 最近の税理士事務所のホ-ムペ-ジやDMを見ていると、大変安価な報酬を強調
した広告や他の税理士が行った申告の見直しを謳う広告、また今の税理士に不満が
ある場合にセカンドオピニオンを頼んでみませんか?という顧客の不安を煽る広告
などを大変に多く見かけるようになりました。

見る方に強烈な印象を植え付け、お客様の不安を煽ることによって、自分の商売に
結び付けようという意図がありありのこうした広告は、常識的な税理士にとっては、
大変に不愉快に映ります。

 税理士業界も広告自由化の時代ですし、またインタ-ネットがこれだけ普及しますと
それこそ日本全国にもあっという間に、自分の事務所の宣伝をすることができます。
 
税理士法では、その37条に「信用失墜行為の禁止」として、次の規定が置かれて
います。
  「税理士は、税理士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない。」

 税理士の広告については、納税者に過大な期待を抱かせるような誇大広告や、
自分の能力の高さを強調するあまり、結果的に他の税理士を貶めしめるような広告
は、ひいては税理士業界全体の信用失墜、品位保持に違反することとなるので、
税理士法37条に違反することとなります。


小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その6 [セカンドオピニオンにについて考える]

そういえば最近のTVコマ-シャルに、SMAPの中居君が出演している「ヒュ-マン
トラスト」というものがありますね。
 
 ミニ電車にまたがった(?)中年の男性が、「ヒュ-マントラスト、ヒュ-マントラスト」と
連呼して中居君の机の上で走り回る。中居君はお前は何者だ、と尋ねるのですが男は
それに応えず、また走り回るという大変変わったコマ-シャルです。
 人伝に聞いた話では、中居君は直前までこの「ヒュ-マントラスト」という会社がどう
いう会社かを知らされていないとのこと。我々視聴者も結局「ヒュ-マントラスト」という
会社がどういう会社かを知らされず仕舞いという、へんてこりんなCMですね。

 確かに視聴者からは変わったCMだな、一体どんな会社なのだ?と興味を持たれる
ことを、制作者はもちろん狙っているのでしょうが、これってあり?と思うのは私だけで
しょうか。

 このケ-スは極端ですが、確かに最近のCMは奇を衒いすぎる傾向がして、見ていて
不愉快になることが多々あります。
 どうも正攻法では視聴者にインパクトを与えられないので、段々気を引こうとして過激
になってくるのかもしれませんが、強烈な印象さえ与えれば良いという考えには、私は
ついていけません。

 この傾向はCMのみならず、すべてのコマ-シャル媒体に共通していえる現象だと
思います。それが最近は税理士業界にも押し寄せつつあります。


小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その5 [セカンドオピニオンにについて考える]

大前研一氏の著書の中で、私が唸ったのは人間、選択肢があまりにも多くあると
つまり情報量があまりにも多いと、頭の中が混乱をきたし、かえって思考停止状態に
陥る。
 その結果判断の拠り所として、一般大衆の声、つまり世論、流行に流される結果
となる、ということです。

 まさに自分もその通りと唸ってしまいました。と同時にこういう情報があふれている
現代こそ却って情報操作もしやすいのかなあ、大変皮肉な現象だけれど、と考えると
大変恐ろしい時代だとも思いました。

 確かに有り余る情報のどれが正しく、どれが間違っているかの判断などこの忙しい
世の中では到底時間的にも無理です。となると周りの人の多くが選択している情報が
正しいと思ってしまうのも無理からぬことであり、逆に情報を操作し一定の方向に誘導
しようとする人は、大掛かりな仕掛けを用意すれば容易に自分の思う通りの情報操作
が出来てしまうのかもしれません。

 卑近な例で言えば、食べログでしたか、口コミ情報で自分の店が流行っているとか、
味が絶品であるという評判を書くよう、記者と結託して書かせていたことが問題になった
こともありましたね。

 こうなるとどれが正しい情報だか消費者はますます分からなくなって混乱するばかり
です。その結果騙されてもまた一定の期間が経てばおそらく同じ手口で情報操作する
人が現れてきて、また騙されるこのサイクルを繰り返すのではないかと思ってしまいま
す。

 最終的には個人の判断能力、識別能力を磨くことしかありませんが、人とまともに接し
ようとしない現代の風潮では、対人能力が向上するとは思えません。
 結局いかに巧妙に情報操作をした人が勝ち、という結論になりそうで、私としては到底
許せないところです。

小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 

セカンドオピニオンについて考える その4 [セカンドオピニオンにについて考える]

昨今の風潮として、消費者にインパクトを与える、強烈な印象を残すことを良しとする
風潮が蔓延しています。

 現代社会は成熟した資本主義社会、商業主義社会の真っただ中にあります。
供給が需要を上回っている現代日本経済では、消費者は供給者よりも優位な立場に
立ち、ありあまる選択肢を自由に選択できます。

 かくいう私も一消費者として、何を買うにも何を食べるにも、
お金さえあればまさに、「どれにしようかな」と、サ-ビス、商品、製品の提供者から自分
の気持ち次第で自由にモノ、サ-ビスを選べる自由な、お客様冥利に尽きる優越感を
味わっている一人です。

 それ自体は、サ-ビス提供者側の激烈な過当競争の中で、より良いサ-ビスでなけれ
ば生き残っていけない、企業はお客様から常に必要とされる存在でなければ市場にとど
まることを許されないという意味で、消費者側から見ればもっともっとより質の高いサ-ビ
スを受けられるという意味で、好ましいことなのでしょう。

 しかし私が大いに懸念しているのは、果たして消費者は正しい選択をしているでしょうか
ということです。最良の選択をしているかということです。

 随分前ですが、大前研一氏の著書に「一人勝ちの経済学」-選択をやめた日本人-と
いう衝撃的なタイトルの本がありました。
 その内容は、それこそありあまる選択肢を提示された日本人は、サ-ビス、商品等を選
択するにあたって、多くの場合自分の意思でなく、大衆の意見に流されている。
 そこには自分の意思はなく、ただ世俗的な大衆の意見に流され、それらの世論を妄信
的に信じているだけだと。

 私はこの書籍を手に取って、私の思いをまさにズバリと言い当てている、今の日本の世俗
的風潮を痛烈に大いに皮肉った素晴らしい書籍として、強烈な印象を持って一気に読破しま
した。

 今の世の中では、とにかく消費者に分かり易く、と言えば聞こえが良いのですが、

端的に言えば、「とにかく目立つこと」を良しとする風潮が蔓延しています。

目立ちさえすれば良い。内容は二の次、とにかく「掴み」が大事だ、という風潮が!



小池税理士事務所ウェブサイトはこちらから
↓↓↓↓↓↓
blog_tel.gif
http://www.koike-tax.com/
nice!(0)  コメント(0) 
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。